猫の慢性腎臓病について
腎臓の機能が低下した病気を慢性腎臓病と呼び、特に腎機能が著しく低下した状態を腎不全と呼びます。
慢性腎不全とはお年をとってきたことにより腎臓の機能が落ちてきて、本来は腎臓がろ過して尿の中に排泄されるべき体の老廃物や毒素が体内にたまってきてしまう病気です。
その老廃物は体には有害なため、気持ち悪くなって吐き気が出てきたり、食欲元気が徐々に落ちてきたりします。
そして最終的には腎臓の機能が完全になくなってしまい、死に至ります。
ほとんどの猫ちゃんはお年をとっていくとこの慢性腎不全になっていきます。
そして基本的には治すことはできません。
しかし、この慢性腎不全は初期の状態に気付くことができればその進行をゆっくりにしていくことは可能です。
そのためなるべく初期の段階で腎臓の変化に気づくことができればこの病気とうまく付き合っていくことができます。
このページでネコちゃんの腎臓病について理解して頂ければ幸いです。
以前ブログで慢性腎不全については取り上げています。ぜひお時間のある時に読んでみてください。
<関連ブログ>
慢性腎不全の猫ちゃんを物語形式でお話ししています。
慢性腎不全の早期発見のポイントについてお話ししています。
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